犯罪心理学(朝倉心理学講座 18)

朝倉心理学講座〈18〉犯罪心理学 (朝倉心理学講座 18)

朝倉心理学講座〈18〉犯罪心理学 (朝倉心理学講座 18)

「まえがき」で越智啓太先生が「驚くべきことに、日本には犯罪者にまったく接したことがないにもかかわらず、犯罪心理学の専門家を自称する人々がいる」と書かれているのを見て、苦笑いを禁じえませんでした。
野次馬的興味を一般にも広くひくけれども、本当に”それ”を知っていてそれなりに究めている人はごく限られている、というのがこの分野の難しいところだな~と、本体の各章を拝見しながらも痛感しました。
本書はこの分野では名の通った先生方が執筆されていて、各章の文献はそれぞれの分野の文献渉猟の芋掘りに使えそうです。