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凹凸を楽しむ 大阪「高低差」地形散歩

凹凸を楽しむ 大阪「高低差」地形散歩

凹凸を楽しむ 大阪「高低差」地形散歩

ブログ「十三のいま昔を歩こう」の作者で「大阪高低差学会」の”おせわがかり”,でブラタモリの大阪編2本の案内係を務められた,新之介さんによる大阪高低差本です。
地図と写真がふんだんに盛りこまれた,大変読みやすい本です。
紙上で実際に現地を歩いているような気になり楽しいことこの上ないです。
実は最近,lionusは「高低差」目的ではありませんが,少彦名命という神様を追いかけていて,少彦名さんをお祀りする神社を見つけ次第,ぼちぼち回っています。
訪れた神社をGoogleのマイマップにプロットしていったところ,どうも昔の大阪(関西)の海岸線に一致するのではないか・・・つまり,今よりもっと海の水位が高かった縄文時代でも陸であったところに,少彦名命をお祀りする神社≒比較的に古い神社が建てられていた結果,そういう感じになったのではないか・・・ということで,今までは全然興味のなかった大阪(関西)の「高低差」にちょっと興味がわくようになったのです。

ところで,本書ではもっぱら大阪(付近)の「高低差」ですが,少彦名さん関連を追いかけているうちに,個人的に奈良が気になりはじめています。
海面が現在よりもずっと高かった縄文時代では,実は,奈良盆地大和川と海でつながった”水たまり”の低湿地であったということらしいです。
大和湖(奈良湖)
上記リンク先のページを色々見ているうち,昔の奈良って,今の地形からは考えられない方向で,交通至便なところだったのでは?という気になります。
どういうことかというと,現在の奈良市中心部は,奈良盆地の北のがくんと周囲より高いところにあり,南の”水たまり”から大和川を通じて現在の大阪方面へ行け,そのまま海へ出てゆけますし,また,奈良の北方向には山城平野―現在は陸地だがやはり”水たまり”・低湿地だった―を通じて京都方面へ出て行けるのです。
今は内陸の盆地である奈良が,水運で京都大阪どっちも便利だねの土地だったかもなんて!
奈良「高低差」の本も誰か出して欲しいなあ。