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知れば知るほど面白い阪急電鉄

知れば知るほど面白い阪急電鉄

知れば知るほど面白い阪急電鉄

大学図書館の新着棚で見かけ,おおと思って読みました。
阪急民必読の一冊です。
内容(もくじ)
第1章 阪急の全路線をとことん楽しむ!
第2章 鉄道による街づくりのお手本となった阪急の歴史
第3章 阪急ならではの合理主義が生み出した不思議や謎
第4章 京阪神をつないだ路線の駅は、さまざまな魅力にあふれている
第5章 伝統のマルーン色を堅持しつつも進化を続ける車両たち

見開き2ページ,1トピックで,図が多用されていて分かりやすく楽しいです。

個人的に本書を読んで認識が再構成されたことは,現在の阪急京都線は,昔から阪急電鉄ではなく,かつては京阪電鉄(天神橋~京阪京都=現大宮間)だったということです*1
何で阪急が天神筋橋六丁目(天六)に乗り入れてるのかなあ,と漠然と違和感があったのですが,普段使う路線ではないので,それ以上追求してませんでしたが,あ~もともとは天六~大宮という筋があって,それが十三にも乗り入れるようになって,さらに梅田に(終着・始発)という現在の形に徐々になってきたのね,と了解できました。
また,大宮駅が昔は栄えていた感があるのは,かつての京都線の終点で,そこから苦労して地下をえっちらおっちら掘り進んで四条河原町(河原町駅)まで辿りついたという経緯があるのね,とも納得しました。
ものを見て感じる「違和感」にはそれなりの理由がある,と実感できた一冊でもあります。

*1:戦時下に軍需産業以外の企業は強制的に合併してスリム化する国策で阪急電鉄京阪電気鉄道=現在の京阪電鉄が昭和18年に合併し,京阪神急行鉄道となった,らしいです。でも戦後また阪急と京阪に別々に分かれ戻ったが,そのときに京都線は阪急がゲットしたということらしいです。