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精神科養生のコツ

精神科養生のコツ

精神科養生のコツ

通読して,一見やさしいけれども結構難しい「コツ」が書かれているなと思いました。
ひとりでやるのは難しくて,指導者=神田橋先生?が傍に居てほしいという感じです(笑)。
でも,あまり肩に力を入れずに読んでみると,病気の人も,病気でない人も,誰もが何かしら心に残る事柄にひっかかる本ではないでしょうか。

p.75
夢を描くことは,元気を出させます。希望とはそうした夢のことです。夢が破れても破れても,また新しく夢を作りだして生きている人は,いくつになっても若々しくて,精神科の病気も免れやすいようです。そうした人を「くじけない人」と呼びます。
ただし,夢については難しい事情があります。たとえば,進学競争の中にいる青少年は,評判の高い高校や大学を目指しています。それは夢に向かって努力しているようにみえます。しかしよく眺めてみると,その目標つまり未来のために,現在の生活が道具にされていることが分かります。現在が道具化されることは,空虚なこと・魂が死んでいること・「気持ちが悪い」ことです。本来の希望や夢は,逆に,未来のイメージが現在の生活の充実のための道具となっているのです。この違いをよくよく考えて,自分の日常に当てはめてみましょう。

「夢を持て」とかよく言われますが,あんまりそういうの自分は好きじゃないんです。
疲れませんか?
しかし,夢といわず「希望」といわれるならば,それならいいかな,分かるかなとは思います。
多分,夢を持て→疲れませんか?と感じてしまうのは,上の引用でいわれているような現在の生活の道具化,と関連がありそうな気がしました。