クーラーのきいた部屋にこもっていても,この季節は何だかだらだらして,積読本消化も思うようにはかどりません。
まあぼちぼち。
アクティブラーニングの評価 (アクティブラーニング・シリーズ)
- 作者: 溝上慎一,松下佳代,石井英真
- 出版社/メーカー: 東信堂
- 発売日: 2016/03/01
- メディア: 単行本
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- 学習評価の4つのタイプ:間接評価・直接評価×量的評価・質的評価の2次元4類型
- タイプⅠ(間接評価・質的評価) 学習者による自分の学びについての記述(感想文,ミニッツペーパー)
- タイプⅡ(間接評価・量的評価) 質問紙調査(学習成果についての自己認識,学習行動),授業アンケートなどもこれに入る
- タイプⅢ(直接評価・量的評価) 客観テスト
- タイプⅣ(直接評価・質的評価) パフォーマンス評価,ポートフォリオ評価,アクティブラーニングでは最も重要だと
- ルーブリック=評価軸?提示する方が確かにいい;よいレポート例を提示することも有効
- ライティング・ルーブリックを学生に提示し,レポート提出時には(そのルーブリックに沿った)自己評価を求める
- 「教職実践演習」なる科目ができたんだ(p.45「今までの教職課程履修の総まとめの科目」「4年生後期の必修科目として位置づけ」)
p.66「学び続ける教師」の育成が「研修を受け続ける教師」「上からの教育改革に主体的に適応していく教師」の育成に矮小化されないよう,学生たちを,教育される客体ではなく,自分たちで学びの場を組織し,教職のミッションや教師に求められる資質能力を定義する場にも参画し得るような学びの主人公(研究的・自律的に学ぶ主体)へといかにして育てていけるのか。