工学部ヒラノ教授の中央大学奮戦記

工学部ヒラノ教授の中央大学奮戦記

工学部ヒラノ教授の中央大学奮戦記

2017年の出版です。タイトル通り、東工大を定年退職された後、中央大学に移られた頃のことを書かれています。
東工大のときと同じように、朝6時半に大学に出勤したら門が閉まっていて、開門は朝7時からというのに、ヒラノ教授びっくり。
大学敷地に入れるのが朝7時から夜11時までという、24時間オープンな国立大と違う私大のカルチャーに面食らうヒラノ教授がかわいいです。
当初は国立大と私大のカルチャーの違いに戸惑いながらも、それなりに、いやもしかすると今までの大学で一番居心地よく過ごされたのではないかと思われる述懐録でした。
中央大学でのエピソードでは「え、そこまで書いちゃっていいの??」と思うようなことまでぶっちゃけておられますが、決して中央大学をdisっておられるわけではなく、最後の職場としてかなり中央大学には愛着があり、中央大学にはもっと頑張ってもらいたいと後半は色々応援・提言されておられたのが印象的でした。