プログレス太陽へのアスペクトと併せて,トランジットの影響をにらんで見る。

先日の記事で,

自分の意思によらない事象については,特定のプログレスがなくてもトランジットで十分という感じです。

と書いたことについては,自分のネイタルAsc周りの事象からです。
自分の人生の中でトップに来るくらいの大事件は,プログレス太陽からはまず読めませんでした。このことについては,昔のはてなダイアリーから引用します。

もし,人生のある時期に戻れるとしたら,どの時期に戻りたいかと尋ねられたら,迷わず「千葉に居た頃」と答えます。
占星的に回顧すると,トランジット冥王星がASCを通過した頃に,境遇(住む場所)の破壊的な変化があり,続くトランジット土星がASCを通過した頃には,その変化が社会的に確定したのでした。
主観的には,それらの境遇の変化は,”暗転”とでも呼びたくなるようなものでした。

http://d.hatena.ne.jp/lionus/20080712#p2

上記の”変化”は,幼い子どもの頃でしたから,親の決断行動に付随する形で自分の意思とは関係なく不可抗力的に発生したものでした。プログレス太陽関連では,やや時期をずらした形でこれかなあと思える配置はあったものの,ネイタルに対するトランジットの影響がキレッキレで,日付単位で正確だったので,図らずも母子手帳に記載されていた出生時間がかなり正確であることの証左だと思えるほどでした。

しかし,自分の意思が反映されるであろう,というか,自分の意思がエンジンにならないと進まない事象については,プログレス太陽が事象の雛形を提供するだろうと思っています。
自分的に実感できたのは,大学受験です。
トランジット木星がネイタルの太陽に合だったのが,高校3年生の頃だったので,まあそれだけでもよかったねえという感じなのですが,プログレス太陽のアスペクトを加えると,その頃の自分の心象風景が立体的に立ち上がってくるようで,おおお,あるあるあるあると思いました。

実は自分のネイタル土星は9ハウスにあります。
9ハウス=大学,なので,ああ文字通りねという感じですよね。
P太陽のN土星へのアスペクトができたのは,高校2年生の春頃です*1。思い返すと,高校入学後1年経ってあれこれ様子がみえるようになった頃で,あああこのままこの学校で特に何もしないまま居てたら”まともな大学”には現役では行けそうにないぞ。幸い昔は名門だったおかげで”いい大学”への指定校推薦枠はまだ幾分残っているので,まずは学校の成績(評定平均値)は確保する努力する一方で,自前努力で大学受験を突破する力を要請する術を模索せねば(=進学指導はこの学校には全く期待できない)と思った時期にドンピシャでした。
P月も絡んでいますし,まさに真面目に,堅実に,ターゲットを絞って*2,粛々と詰めてゆくという感じで受験勉強して当初の目的を達成しました。今振り返っても水も漏らさない計画実行であったと思います*3

過去事象のふりかえりは以上。また未来について書くかも。

*1:そして,このアスペクトが大体解消したのは大学3年の春くらいで,確かに高2で描いた進路展開は大3までは保持していたなと思います。

*2:当時受験戦争が苛烈を極めていて,数打ちゃ当たる的に受かりそうな大学を手当たりしだい10大学とか受験する風潮がありましたが,本命+練習用の2大学しか受験しませんでした。

*3:最後の模試判定ではA,偏差値的にも10以上余裕をもって受験した。極めて土星的。