アルツハイマー病は「脳の糖尿病」 2つの「国民病」を結ぶ驚きのメカニズム (ブルーバックス)
- 作者: 鬼頭昭三,新郷明子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/07/19
- メディア: 新書
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本書で繰り返し出てくる”結論”とは,「アルツハイマー病の基本的原因は,脳内のインスリン抵抗性の上昇にある」とのことです。
インスリン抵抗性とは,インスリンが出ていてもうまく使えない状態のことっぽいです。
まあつまり,糖尿病(状態)を避けることがアルツハイマー病のリスクを下げるのだな,と把握しました。
平易な言葉で書かれているように見えて,書いてある内容は難しいので,シロートが理解するのはなかなか難しく,わかった感覚にはならなかったのですが,酒飲みの自分には「アルコールは”記憶の消しゴム”」→アルコールが分解されてできる物質は神経毒なので,脳には明らかによろしくない,と書かれていたのはドキーッとしました。