JavaScript初心者勉強。

プログラミング(教育)が小学校の授業に導入されるということですが,自分の大学授業仕事にもプログラミング(教育)の波がやってきました。
今までHTML+CSSの授業(最終成果物として学生個々の”オリジナルホームページ”を作ってもらう)や,リテラシー科目の中でExcelマクロをちょこっとふれるようなことはしてきましたが,プログラミングの授業は初めてです。
自分にはJavaScriptによるプログラミング基礎みたいな内容を依頼されているので,このお正月休みにJavaScriptの授業ネタ本勉強をしました。
この2冊です。

入門者のJavaScript (ブルーバックス)

入門者のJavaScript (ブルーバックス)

画像ビューアの外形をHTML+CSSで作り,ボタンクリックで画像を行ったり来たりできるようにJavaScriptを書いていき,完成させるという本です。
Amazonのレビューを見ると,扱っている内容が少ないとかいう感想も見えますが,このプログラムはどうしてこうするのかという理由や考え方をきっちり書いておられるのが好感がもてますし,この本の意義あるところだと思います。
ただJavaScriptの書式をあれこれ列挙する本ではないということです。本書をとっかかりにして,他の色々あれこれ載っている本にとりかかったらいいんじゃないでしょうか。
(新)JavaScriptワークブック―ステップ30 (情報演習 13)

(新)JavaScriptワークブック―ステップ30 (情報演習 13)

  • 作者:相澤 裕介
  • 出版社/メーカー: カットシステム
  • 発売日: 2011/12/01
  • メディア: 単行本
実教出版の30時間・60時間シリーズに似たような感じです。
こんなやつ↓
30時間でアカデミック Office2019

30時間でアカデミック Office2019

大学とか専門学校,高校の授業テキストとして書かれている印象。
Step30ということで,15回半期,30回通年どちらでもいけるようなきりのいい章分けをしてあります。
昔からC言語とかで行われているような,条件分岐,繰り返し処理,配列などの古典的内容をJavaScript用の授業にしたらこうなります,という風で,授業には使いやすそうです。
ただ,HTML&CSSの心得がないと,ちょっとつらいでしょうか。結構HTMLやCSSをちまちま書かないといけない箇所もあるので。
しかし,ソースに使われているHTMLとCSS自体は解説されているし,JavaScriptソースコードも何をしているのか,どうしてこう書いているのかという解説がきちんと書かれているので,ぱっと見,地味ですが自学自習にもぴったりだと思います。

とりあえず,参考にできるネタ本を見つけてある程度勉強ができ見通しがつきました。次は教材作りとまだまだ先は長いけど少しほっとしています。