- 作者:西村 京太郎
- 発売日: 2020/01/29
- メディア: 文庫
- 西村京太郎といったら列車ダイヤの盲点をついた推理もの(多分)
- 小説で読んだことないけど子どもの頃土曜ワイド劇場でなんか見たような気がする
- 広島電鉄=ひろでん=路面電車→ダイヤはある程度あるけど専用線路走る列車ほど正確ではない*1ので,上記1.のような話の組み立てはできるのか?!
以上のように自分イメージでは西村京太郎×広島電鉄ってどう成立するのか不思議だったので,初めて西村京太郎ミステリーを読んでみました。
阪急電車の中で読みました。
推理小説としてはあんまりな雑な設定・展開の連続で,小説の後半はずっこけまくりでした。
読後Amazonのレビューを見ましたら,
弟子が書いてんのかな?
とあり,なるほどーと。西村京太郎先生は1930年生まれですものね。
まあでも,
前半は広電の歴史、導入車両や各駅の特徴、制限速度が途中から変わるなど、豆知識とミステリーが絡まった読み物として楽しめました。
という感じでもあるので,読んで時間損したという気はしませんでした。
*1:車と同じ道路を走るので,車の渋滞程度に左右されるし,信号では止まらないといけない。