世界の心理学50の名著

書店で見つけて,それぞれの”名著”をそれぞれ10ページ程度にまとめて紹介されているのを見て,面白そうだなと即買いしました。

  1. 脳科学から考える人間の心理
  2. 無意識の影響力
  3. 幸福の心理学
  4. 自分を理解するための心理学
  5. モチベーションの研究
  6. 私たちが愛する理由
  7. ビジネスに効く心理学

以上の章(テーマ)ごとに”名著”が取り上げられています。
アカデミックな立場(大学の先生とか)から”名著”,”定番”,”古典”と呼ばれているものも沢山見られるのですが,本書の特色はアメリカのポピュラー心理学での名著(ベストセラー)も積極的に取り上げているところだと読みました。
アカデミックな立場からすると,基礎系が弱い!あれがない!これがない!と多々言われそうな感じですが,ウィリアム・ジェームズが紹介されているのもほほう!だったし,ちゃんとパブロフ,スキナーも入っていますから,許してください,というかアメリカのポピュラー心理学にはこういうものがあるんだと知ることは面白かったです,という感じです。