養成課程では学べなかった心理職の仕事: 医療分野で働く先輩たちが伝えたい大切なこと

「Ⅰ　ノンテクニカルスキル」「Ⅱ　テクニカルスキル」「Ⅲ　応用的スキル」の三部に分けて、「養成課程では学べな」いような、等身大の視点からのアドバイスが説かれている本です。
「Ⅰ　ノンテクニカルスキル」はそもそも社会人として専門職として働く上での心構え、心がけるべきこと。
「Ⅱ　テクニカルスキル」は、心理臨床のスキルと研究するスキル、特に後者については「科学者－実践家モデル」が前提にあるから、と拝見しました。
「Ⅲ　応用的スキル」は、長くつぶれずに働いていくためのアドバイス、と拝見しました。
以前読んだ
lionus.hatenablog.jp
とも似ているようにも見えますが、どちらかというと『心理職の仕事と私生活』は”生きざま”が率直に書かれていたような印象で、今回の本は一般的かつ親身なアドバイスを提供するものと感じました。どちらも素晴らしい本だと思います。