今すぐ使えるかんたんmini OneNote 基本&便利技[OneNote for Windows 10対応版]

今すぐ使えるかんたんmini OneNote 基本&便利技 [OneNote for Windows 10対応版]

今すぐ使えるかんたんmini OneNote 基本&便利技 [OneNote for Windows 10対応版]

皆さん、OneNote使っていますか?
Office三種の神器Word、ExcelPowerPointは長年使ってきましたし、Accessも仕事でちょっと使ったことがありましたが、OneNote、これ何するもの?よく分からん?ということで謎のアプリでした。
知人に、アメリカの大学ではリテラシーOneNote教えている」と聞き、そうかそれなら自分も使ってみよう、でも起動しても何をどうするのか皆目分からん、なので何か本を読んでからにしよう!と、Kindle版を買って読み、今はOneNoteをほぼ毎日使って、なくてはならない存在になってきています。

OneNoteは、その名の通りひとつのノートで、他に類似したものとしてはEvernoteがあります。(Evernoteは昔ちょっと使って放置したままなのですが)要するにログインすればどこからでもアクセスできる自分のスクラップブックを作れるツールです。

  • OneDriveと組み合わせて使うもの

OneNoteは、OneDriveアカウントと組み合わせて使わないとその能力を発揮できません。Onedriveアカウントと組み合わせて使うことにより、どこからでもどのデバイス(PC,、タブレットスマホ)でもアクセスして自分のノートを活用できるようになります。
なお、OneDriveとは、クラウド上のちょっとしたストレージサービスです。クラウド上に自分の物(Office等のファイルや写真など)を置いておける場所です。
OneDriveのアカウントをもっていなければ、アカウントを取得し、OneNoteのアプリを立ち上げ、OneNoteからOneDriveにログインしてOneNoteとOneDirveを紐つけます。

  • OneDriveで何ができるの?

文章はもちろん、画像も動画もファイルもぺったぺた貼り付けられるノート(スクラップブック)が作れます。
雑多なメモをまとめるのに、Wordファイルを毎月別に作って保存していたことがあるのですが、なんかコレジャナイ感が強く、三日坊主ならず三月坊主になりがちでした。
OneNoteでは、画像は「挿入」からもできますが、画像ファイルをドラッグ&ドロップでも入れられるし、スマホで撮影した写真を貼り付けるのもスムーズです。
動画は、例えばYoutube動画のURLをコピペすると、自動的にその動画が埋め込まれるので、貼り付けた後見返すときに(動画に関するメモなど自分で書かなくても)分かりやすいです。
ファイルを貼り付ける(添付する)ことはもちろん、印刷イメージを貼り付けることができる、例えばpdfなら普通にファイル貼り付け(添付)したらpdfのアイコン状態でページ上で表示されますが、印刷イメージで貼ると、pdf内容のイメージが表示されるので、ダブルクリックして開かなくても中身が分かり見やすいです。
またWordと違って、OneNoteでは書き入れたものがコンテナ(テキストボックスみたいなもの)になっていて、ノート上の好きなところにドラッグして移動配置できるのが私はとても気に入っています。
例えていえば、大きなノートの見開きページの自分の好きな位置に写真を貼り付けて自分のメモをその横に書いたり、付箋メモをぺたぺたあちこちに貼り付けたりできるイメージです。

  • Wordでメモを書くのと何が違うの?

WordはOneNoteと同じように、文書内に画像などマルチメディア的なものも貼り付けられます。WordファイルをOneDrive内に置き、Wordアプリ経由でOneDriveにログインすれば、どこからでもそのWordファイルを編集できます。
したがって、特にOneNoteと違いはないのでは?と思われるかもしれません。私も当初そう感じていたのですが、OneNoteの大きな特徴のひとつに、情報を構造化(階層化)して蓄積できるがあると思っています。
具体的にいうと、OneNote=ひとつのノート、と言いながらもノートは複数作れます。当初私はてっきり、その名の通りひとつのノートに何でもかんでも放り込むのかと思っていましたが、そうでもなく、ノートは目的別テーマ別などに複数作ることができます。
さらにOneNoteが優れているのは、それぞれのノートをさらに「セクション」に分け、その「セクション」の中(下)に「ページ」を何個も追加できる、つまりノートーセクションーページの三層構造で階層化できるということです。
私の例でいうと、複数の学校で授業仕事をしていたり、その他にもときどき研究っぽいことをしていたりするので、仕事先別とかでノートを作っています。さらにひとつの仕事先で複数の科目を担当していたりするので、科目別にセクションを作り、情報を書き込む日別にページを分け、随時授業に使える情報とか、教材作成進捗状況などを入れています。特定の仕事先に限定されない内容や、今日は○○の仕事(作業)をした等の日報、ToDo、生活上の雑多メモなどは年別(例:2019)ノートでセクションを月(例:10月)、ページを日(例:1009=10月9日の意)に分けて情報を入れています。
情報を構造化(階層化)という点では、もしかしたらExcelでもできるかもしれませんが、ファイルーシートの2階層までだと思いますので、やはり3階層まで可能なOneNoteの方が有利です。

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ほぼ日手帳」というリアル手帳がありますが、何でもぺったぺたと貼り付けて情報蓄積できるという点では似ているのかな?
ほぼ日手帳」私は使ったことがないので、分かりませんけれども、そんな感じがしています。
いずれにしても、あっちのファイル、こっちのファイルと情報が分散していたのを、OneNoteにかなりの程度一本化できるようになったのは非常に有難いです。
皆さんぜひ一度使ってみましょう(^^)